テーマ別研修・基本プログラム

ティーチング・コーチング研修


  対  象  者  管理者、中堅社員(入社6年目以上程度の一般職)  
  基本時間  6時間  
  研修形態  基礎理論の講義、演習、フィードバック講義で構成。  
   演習形態は、割合が高い順に  ①個人演習  ②ロールプレイング  

  ▮研修のねらい

部下・後輩の効果的な育成に向け、ティーチングとコーチングの実践力を強化します。

  • 指導の定義を理解し、指導に対する姿勢を整えます。また、指導の基本手順を確認します。
  • ティーチングの実践力を高めます。”育成ニーズを的確に捉え、改善点をわかりやすく示す力” ”行動基準の形成につながるようティーチングする力” ”行動の改善意欲向上に向けて働きかける力” の強化を図ります。
  • コーチングの実践力を高めます。OJTにおけるコーチングの活用のポイントを理解したうえで、”相手の思いを引き出す傾聴力” ”効果的な育成につながる質問力” ”相手の問題意識の醸成に向けて働きかける力” の強化を図ります。

  ▮研修プログラム

 

6時間コース

 
 

1.オリテンテーション

 ~自身の行動を振り返る

 

2.指導とは

(1)指導の定義

(2)指導に対して求められる姿勢

(3)指導の流れ ~育成ニーズの設定

 

3.ティーチングの実践

(1)わかりやすく教える

  ①具体的に教える

  ②改善点をわかりやすく教える

(2)根拠を伝える

  ~行動基準の形成につなげる

(3)自己肯定感が高まる働きかけをする

(4)ティーチングの基本手順

 

4.効果的な動機付け

(1)達成行動に対する意欲を高める

(2)より良い結果評価を与える

 

5.コーチングの活用

(1)コーチングの基礎理解

  ①コーチングの定義とティーチングとの違い

  ②コーチングのメリット、デメリット

  ③OJTにおけるコーチングの留意点

(2)傾聴の実践

  ①傾聴の基本姿勢

  ②対話を成立させるポイント

  ③話を聴く態度を整える

(3)コーチングの実践

  ①OJTにおけるコーチングの基本手順

  ②質問の留意点

  ③相手の問題意識を醸成する

 

演 習 の 一 部 紹 介

コーチングの基礎理解を深める演習

OJTにおけるコーチングの留意点を確認したうえで、演習を通じて理解を深めます。

演習(機械のトラブル)一部のみ掲載 ※こちらの無断使用はお断りいたします。

後輩が機械を動かしたところ、金属音とともに停止した。機械が故障してしまった。前日、後輩はドライバーを使って機械整備をしていた。そのドライバーが、機械内部に置きっぱなしになっていた。

 先輩

 後輩

 

 先輩

 

 後輩

 

「このようなことは、2度と起こさないようにね」

「すみませんでした。作動前に点検したつもりでしたが、小さなドライバーだったので、つい見落としてしまいました。今後は点検作業を徹底します」

「うん。あとは備品の整頓(使ったら、所定の場所に戻す)を徹底することだ。それにより、機械内部への混入を防ぐことができる。これも点検作業と同様、重要だよ」

「たしかにそうですね。すみません」

~以下省略

 

【設問】上記の青文字のティーチング部分を、コーチングで引き出してください。

    以下の流れで、コーチングを進めてください。

 先輩

 後輩

 

 

「このようなことは、2度と起こさないようにね」

「すみませんでした。作動前に点検したつもりでしたが、小さなドライバーだったので、つい見落としてしまいました。今後は点検作業を徹底します」

(これ以降をコーチングで指導してください)

コーチングの実践力を強化する演習

部下(後輩)の問題意識を醸成し、部下自身からあるべき姿を引き出します。

演習(横柄な態度)一部のみ掲載 ※こちらの無断使用はお断りいたします。

仕事を依頼している取引業者に対して、横柄な態度をとっている部下がいる。

~中略

以前にも数回、「もっと丁寧に接するようにね」と注意したことがあった。ただ、あまり真剣に受け止めていないようで、態度は変わっていない。

~以下省略

 

【設問】面談時間をとって部下を指導することにしました。

    コーチングで問題意識を醸成し、あるべき姿を相手から引き出してください。

   (これ以降に、実施の留意点を記しています)

研修のカスタマイズとフォロー

  ▮研修プログラムのカスタマイズについて

  • 現在の問題点(部下・後輩指導の状況、部下・後輩の問題点など)などをお教えいただければ、問題解決につながるよう、できる限り対応いたします
  • ティーチングまたはコーチングのみに絞った場合は、3~4時間程度で実施することができます。また、OJT基礎研修と組み合わせることもできます。

  ▮研修後のフォローについて

  • OJT基礎研修との組み合わせが必要となりますが、ご要望に応じて、事後課題 ”部下・後輩指導計画書の策定” をご用意いたします。
  • ご要望に応じて、フォローアップ研修(行動の振り返り、研修の復習、能力強化、今後の課題形成)を実施いたします。

 詳しくは、研修後のフォローのご案内をご覧ください。

研修プログラム

PICK UP これまで作成したカスタマイズ研修の一部です。汎用性の高いものをご紹介いたします。是非、ご検討ください。


基本プログラム 改良を重ねた下記の基本プログラムをベースに、育成ニーズやご要望を満たすカスタマイズ研修を創り上げます。

 階層別研修プログラム


パンフレット(別画面で表示されます)

PDCA行動変革支援


研 修 実 施 要 領

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