製造業A社 研修実施事例

新入社員マナー実践力強化研修

お客様の問題意識(育成ニーズなど)やご要望

 ー 社内外のマナーが、満足な実践にまで至っていない。

ビジネスマナー教育は入社時研修のワンセクションで実施している。ただ、満足な実践にまで至っていない。

 ー 特に ”電話応対” ”来客応対” ”上司・先輩への応対” の実践力を強化したい。

各職場からの要望で多いのが、新人の ”電話応対” ”来客応対” ”上司や先輩への応対” の実践力強化となっている。できるだけ実情に合った内容で、トレーニングを実施して欲しい。

 ー 入社時研修の復習を入れて欲しい。 ー 説明力の強化を加えて欲しい。

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研修プログラム

 ー 実践力強化のため、ロールプレイング中心のプログラムとする。電話応対、来客応対、上司・先輩への応対に重きを置く。

実践力を強化するため、ロールプレイング中心に進める。電話応対・来客応対については、職場の実情を踏まえたケースでロールプレイングを行う。上司や先輩への応対については、上司から指示を受けるロールプレイングを行う(返事、話を聴く姿勢、メモや復唱など)。

 ー 説明力の強化を加える。

”3.指示を受ける・報告をする”の セクションに、説明力の強化を加える。説明の基本を理解したうえで、演習(上司・先輩への報告内容をわかりやすくまとめる)で実践力を強化する。

 ー 入社時研修の復習用の設問(15問程度)を、プログラムに組み込む。

入社時研修の復習と実践力強化を両立させるために、”復習用の設問に基づく討議” ⇒ ”解説” ⇒ ”実践力強化に向けたロールプレイング” で各セクションの流れを構築する。

  7時間コース  
  1.役割関係と人間関係

(1)チームワークと人間関係

(2)マナー実践の重要性

 

2.挨拶と身だしなみ

(1)朝の挨拶、帰りの挨拶

(2)メラビアンの法則  ~表情と発声の重要性

(3)好印象を与える表情づくりトレーニング

(4)お辞儀と発声のトレーニング

(5)時と場所と場合への配慮と身だしなみ

 

3.指示を受ける・報告をする

(1)指示・命令を受ける際の留意点

(2)報告をする際の留意点

(3)好印象を与える返事の発声トレーニング

(4)話を聴く態度  ~傾聴の実践トレーニング

(5)指示・命令を受けるロールプレイング

(6)わかりやすい説明の仕方

 

4.来客応対と顧客訪問

(1)歓迎・感謝が伝わる接遇トレーニング

(2)来客応対のロールプレイング

(3)企業訪問時の留意点

(4)名刺交換の実践トレーニング

(5)顧客訪問のロールプレイング

 

5.電話応対

(1)電話をかける・受ける際の留意点

(2)歓迎・感謝・謝罪の気持ちが伝わる発声

(3)電話応対の基本トレーニング

(4)電話をかけるロールプレイング

(5)電話を受けるロールプレイング

 

演習の一部紹介

復習用の設問シート

グループで結論と理由付けをまとめ、導入研修時の復習を行います(理由付けのまとめを重視します)。

各設問ごとに、”グループ討議” ⇒ ”発表” ⇒ ”フィードバック解説” ⇒ ”ロールプレイングなどの演習” のサイクルで研修を進めていきます。

 演習(マナーのコンセンサス討議)一部のみ掲載 ※こちらの無断使用はお断りいたします。

  
 

 設 問(一部のみ掲載)       ※結論(〇✖)と理由付けをまとめる。

〇 ✖  
  会社は仕事をするところであり、人間関係の良し悪しは重要ではない。

 

 
  朝の挨拶は、きちんと返事をしてくれない上司や先輩に対しても、元気に率先して行うべきだ。    
  会社は仕事をするところであり、身だしなみはそれほど重要ではない。    
  上司から指示・命令を受け、その内容が理解できた場合は、復唱する必要はない。    
  外部の方から電話で「山田課長はいらっしゃいますか」と聞かれた。山田課長は会議に出席している。相手に対して「山田課長はただいま会議中です」と明るく返事をした。    
  急ぎの事務作業中、誰もいない受付にお客様が立っていた。受付応対は自分の役割ではないが、作業を中断してお客様を出迎えた。    
  訪問先で応接室に通された。自分は顧客であるため、一番の上座(上席)に座った。    
       

電話応対のロールプレイング

基本練習を行った後、実際の業務を踏まえた ”状況設定シート” に基づき、電話応対のロールプレイングを行います。注文の受付応対に加え、”内容が聞き取れない” ”伝言を受ける” など様々なケースを実施し、実践力を強化します。

 演習(電話応対ロールプレイング)一部のみ掲載 ※こちらの無断使用はお断りいたします。

  
   状況設定シート(自身の職場状況や仕事内容)一部伏字(〇〇や✖✖)で表記します。  
 

 ◆部署 〇〇課

 ◆上司 田中部長、木田課長  ◆先輩 佐野さん  ◆現在の日時 15日 13:30

 ◆自分の担当業務

  〇〇商品と✖✖商品の注文を受け付ける。その際、注文数、納品場所、希望納期を確認する。

  ・先方の住所や連絡先は登録されているので、詳細の確認は不要とする。

  ・折返し連絡する場合のみ、電話番号を確認する。

 ◆田中部長は、社内打合せ中(会議室へは出入り可能)。15:00に席に戻る予定。

 ◆木田課長は、外出中で17:00に戻る予定。携帯電話は持っている(電話連絡可能)。

 ◆佐野さんは休暇。明日は出社の予定。

 
       

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