PICK UP

働きやすい職場づくりに向けた行動変革研修


  対  象  者  管理者、中堅社員  
  基本時間  7時間(本研修)、5時間(フォロー研修①)、5時間(フォロー研修②)  
  研修形態  基礎理論の講義、演習、フィードバック講義で構成。  
   演習形態は、割合が高い順に  ①グループ演習 ②個人演習 ③ロールプレイング
 

  ▮研修のねらい

働きやすい職場づくりに向け、自身の行動変革を図ります。

  • コミュニケーションのあり方が及ぼす個人や職場への影響を理解します。また、自職場の現状を確認します。それらを通じて、行動変革の必要性の認識強化を図ります。
  • パワハラ防止の必要性を ”生産性の低下とリスク管理” と ”義務” の側面で確認し、未然防止に努めることの重要性を理解します。また、パワハラの定義や類型を理解するとともに、自身のコミュニケーションの目指すべき水準を確認します。
  • パワハラ防止に向け、コミュニケーションの留意点を確認します。また、パワハラが起きてしまう・起こしてしまう原因(外部要因:部下のミスや能力不足、問題行動など。内部要因:感情のコントロール不足、論理性の欠如など)を考えたうえで、対処方法を確認します。
  • OJTの理解を通じて、”部下の問題行動への正しい対処の仕方” や ”コミュニケーションの重要性” を理解します。
  • コミュニケーション力の強化に向けて、対話を成立させるための傾聴の基本を身に付けます。また、望ましいストロークのあり方の確認を通じ、自身と相手の双方を尊重するコミュニケーションを身に付けます。
  • 論理的に伝える力を強化します。また、ティーチングの基本を理解するとともに、対話を通じた指導の実践力を強化します。

これらの内容を踏まえ、自身の課題を形成するとともに、”行動変革シート” を作成します。

そのうえで、課題に基づく実践と評価・反省を通じて、行動変革を進めます。

研修プログラム

  7時間コース(本研修)  
  1.オリエンテーション

(1)研修のねらい

(2)コミュニケーションの影響

(3)全体の流れ

 

2.パワーハラスメントの防止

(1)パワハラ防止の必要性

(2)パワハラの類型と定義

(3)持つべき心構え

(4)パワハラ防止のポイント


3.OJTの理解

(1)OJTの定義と流れ

(2)育成ニーズの設定

 (3)指導方法の策定

 

4.コミュニケーションの基本

(1)基本を大切にする

(2)対話を成立させる

(3)傾聴の効果

(4)論理性を高める

(5)自己肯定感を高める働きかけ

(6)ティーチングの基本

 

5.行動変革課題の形成

(1)自身の行動の振り返り

(2)課題の形成

(3)行動変革シートの記載方法

 
  5時間コース(フォロー研修①)  
  1.評価と反省

(1)自己評価と反省内容の共有

(2)相互アドバイス

(3)全体の質疑応答

 

2.前回の振り返り

(1)コミュニケーションの影響

(2)コミュニケーションの基本


3.健全ストロークの実践

(1)人間関係の基本的立場

(2)ストロークのタイプ

(3)ストロークの影響

(4)健全ストロークの実践の留意点

 

4.対話の通じた指導の強化

(1)対話の基本を守る

(2)真剣に聴いている気持ちを伝える

(3)対話を通じてティーチングする

(4)わかりやすく根拠を示す

(5)傾聴の効果を活かす

 

5.行動変革課題の形成

(1)課題の形成

(2)行動変革シートの記載方法

 

 
  5時間コース(フォロー研修②)  
  1.評価と反省

(1)自己評価と反省内容の共有

(2)相互アドバイス

(3)全体の質疑応答

 

2.前回の振り返り

(1)存在の承認が伝わるコミュニケーション

(2)話を聴くうえでの留意点

(3)論理的に伝える

3.対話の通じた指導のトレーニング

(1)話を最後まで聴く

(2)対話の基本プロセスを守る

(3)指導のロールプレイング

 

4.まとめ

(1)重要課題の検討

  ~働きやすい職場に向けた重要課題

(2)自身の行動変革の総括

 

演 習 の 一 部 紹 介

コミュニケーションの影響を考える演習

コミュニケーションが及ぼす組織活動の影響を考え、関係の質を高めることの重要性を確認します。

演習(部下の質問) ※こちらの無断使用はお断りいたします。

3年目の佐藤さんが仕事をする中で、進め方の認識に曖昧な点が生じた。

「あれ・・・、これどうやるんだっけ。前にも2回ぐらい教えてもらったんだけど・・・」

メモを確認したが、それでも曖昧さは払しょくできなかった。”しょうがない確認するか”と上司のもとに行き質問した。

 

質問を受けた上司は「え...また?」と顔をしかめた。そして質問に答えた。

 

【設問】上司の対応によって生じる影響を挙げてください。また、このような対応をした理由を推察してください。

コミュニケーションを図る上での注意点を確認する演習

関係の質を壊すコミュニケーションを考えたうえで、実践の注意点を確認します。

演習(商品説明会)一部のみ掲載 ※こちらの無断使用はお断りいたします。

2時55分、山田課長は懇意にしている顧客企業A社の担当者から電話連絡を受けた。

 A社担当者「山田課長、まだ御社の佐藤さんが来ていません。商品説明会は3時からですよ」

この1週間前、山田課長はA社の担当者から「役員向けに御社のD商品の説明会を行う予定です。私から説明するのですが、専門的な質問などがあった場合のために、御社の営業担当者にも同席いただきたいのです」と依頼を受けていた。

山田課長は、D商品に詳しい佐藤さんに商品説明会に行くよう指示をしていた。

~中略

山田課長は、すぐにA社に向かった。4時過ぎに到着したが、商品説明会は終わっていた。A社の担当者から「無事に終了しましたので、今回のことは問題にはいたしません。ただ、信頼していたので残念です。今日のところは、お引き取りください」と冷たく説明された。

 

~中略

山田課長が会社に戻ると ”佐藤さんから電話あり” とメモが置いてあった。そしてすぐに佐藤さんが会社に戻ってきた。

 佐藤「課長すみません。電話に出られなくて。何かありましたか」

 山田「何かありましたかじゃないよ。今日3時からA社に行ってくれといっていたじゃないか。信用丸つぶれだよ」

   「ちょっとたるんでるんじゃないのか」

 佐藤「いや、しかし・・・」

 山田「何年営業やっているんだよ。加藤さんに頼めばよかったよ」

~以下省略

 

【設問】山田課長の佐藤さんに対する対応の悪い点を全て挙げてください。

関係の質を高めるための留意点を確認する演習

関係の質を維持・向上するためには、言葉足らずにならないことも大切であることを確認します。

演習(不安全行動) ※こちらの無断使用はお断りいたします。

新人の山田さんが、立ち入り禁止エリアに入っていた。危険な場所が時間帯により変わるため、経験の浅い山田さんは理解しきれていなかった。

 

山田さんを見て焦った加藤係長は「馬鹿野郎!!早くCエリアに移動しろ」と大きな声で怒鳴った。

加藤係長はCエリアに移動した山田さんに駆け寄り「この時間帯は、Aエリアは立ち入り禁止だから気を付けて」と説明した。

 

その翌日、山田さんが「係長から馬鹿野郎って怒鳴られた」と周りに不満を漏らしているのを知った。

 

【設問】あなたが加藤係長だとしたら、この後、どのような対応をしますか。

研修プログラム

PICK UP これまで作成したカスタマイズ研修の一部です。汎用性の高いものをご紹介いたします。是非、ご検討ください。


基本プログラム 改良を重ねた下記の基本プログラムをベースに、育成ニーズやご要望を満たすカスタマイズ研修を創り上げます。

 階層別研修プログラム


パンフレット(別画面で表示されます)

PDCA行動変革支援


研 修 実 施 要 領

お問合せから実施までの流れ、研修費用等については、こちらをご確認ください。

お 問 合 せ

お問合せ画面またはメールかお電話でお願いいたします。

メール info@jinzai-forest.jp

TEL   011-206-0135

まずはリモート(オンライン)でお話をさせていただくことも可能です。